おうち保育概論公開中

昨今は、女性が社会で活躍する機会が増えてきました。 男性が積極的に家庭に関わる スタイルも徐々に浸透しつつあります。大人の働き方、考え方や、ライフスタイルはバリ エーションが増えてきた一方で、子どもにまつわる考え方や、子ども自身のライフスタイ ルは、いまだ旧態依然としているように思われます。

親と子のかかわりの重要さはいつの時代でも変わりませんが、社会のありようが変われ ば、その仕方も当然変わってくるものです。多層世代や親せきと同居していつでも誰かが 家にいた時代はすでに骨董的価値を持つようになりました。保育園に通う子どもが珍しい という時代も終焉を迎えつつあります。かつては沢山いたいろいろな子育ての専門家も減 り、現在は、新生児に触れたのが、自分の子どもが初めてという両親が多くなりました。 また、祖父母も核家族化された世代の走りでもあり、新しい親となった両親に、かつての 子育て方法を求めるのは、悲しいひずみを産む温床になりかねません。

現代のプロの保育者に期待されるのは、すべてが初めての両親やその家族によりそい、 子どもが健やかに育つ環境を作るサポートなのではないかと感じます。客観的視点と、必 要な情報提供。インターネットに情報があふれていますが、実際にその両親やその子ども が必要しているものだとは限りません。

おうち保育所TMに限らず、本書を読むことにより、家庭的保育を営むすべての保育者には、各々の考えに基づいた、 プロとしての保育事業を研鑽してほしいと期待しています。

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